(広沢池の夕景)
<この記事の内容>
Google Authenticatorのバックアップ、端末移行の時に役立つエクスポート機能を紹介します。
バックアップできずに困っていた人にとって朗報です。
<Authenticatorの恐怖>
銀行、証券会社、暗号資産取引所などで使用している2段階認証システム。
暗号資産/仮想通貨の取引所は、Googleの2段階認証システムのAuthenticatorを使用していることが多いですね。
2段階認証システムを使用すると不正にログインされるリスクが減り安心できます。
ところが、Google Authenticatorは取引所にアカウントを登録する時にQRコードをバックアップしておかないとたいへんなことになります。
アプリをインストールしたスマホを紛失したり、破損したりすると、別のスマホにAuthenticatorを再度インストールしても今まで使用してきたアカウントが使用できなくなってしまいます。
取引所に連絡して、2段階認証を解除してもらうしか回復する手段がないようです。
日本の取引所であればなんとかなると思いますが、Bybitなど海外の取引所だととても面倒なことになりそうです。
<解決策>
2020年の12月頃に、IOS版のAuthenticatorがバージョンアップし、アカウントのエクスポート機能が追加されました。
これは何だろう?と思っていましたが、素晴らしい機能でした。
登録済みのアカウントをエクスポートして他の端末にインポートできることになったのです。
つまり、別の端末にAuthenticatorをインストールできれば、この端末に同一のアカウントをインポートしてバックアップとして利用することができるということです。
素晴らしいです。
端末の移行のために作られた機能だと思いますが、バックアップにも利用できるということです。
なんと素晴らしい。
これで端末故障の恐怖から解放されました。
端末紛失の恐怖からも解放されました。
<Authenticatorバックアップの2つの方法>
Authenticatorのバックアップの方法は、2つ考えられます。
(1)エクスポートしたアカウントを別の端末にインポートしておく
(2)エクスポートしたQRコードを画面ショット等で保管する
私は、iPhoneとiPadの2台の端末にインストールしてバックアップすることにしました。
端末を2台準備するのはできないという場合は、QRコードを画面ショットまたは紙面印刷で保管しても良いと思います。
エクスポートするとQRコードが表示されますので、このQRコードを画面ショットでの残しておけばだいじょうぶだだと思います。
<まとめ>
Google Authenticatorを使う上での心配ごとが解決できました。
エクスポート機能でバックアップができます。
是非使ってみてください。
なお、IOSとAndoroidとの間でも、エクスポートとインポートは可能ということです。
これも素晴らしいことです。
以上、参考になりましたらうれしいです。